私を整える、美の思考｜Vol.4　「選べる私」になるスキンケア習慣― 自分で選ぶという最強の武器を手に入れる

更新日：10月10日

スキンケアを通して「自分らしく整う」ヒントを毎週月曜日にお届けしています。

長年エステティシャンとして肌と向き合ってきた経験をもとに、

“考えるスキンケア”を伝えるスキンケアエバンジェリスト、兼本です。

エッセンシャル思考の核にあるのは、「選ぶ力は誰にでもある」というメッセージ。

スキンケアでも、情報があふれる中で「選べない」が迷子の原因に。

でも、本当に必要なケアを見極めて自分で選ぶことができたら、それは一生モノの“美の武器”になります。

今回は「自分で選ぶ」という視点から、美肌にも暮らしにも役立つ“選択力”について考えてみましょう。

「これ1本で美白もエイジングケアも」「SNSで話題の神アイテム」こんなキャッチコピーにあふれた今の美容市場では、私たちは常に「選ばされている」状態にあります。選択肢が多いことは一見良さそうに見えますが、実は選ぶたびに脳は疲れ、判断は鈍っていきます。その結果、気づけば“選べなくなっている”のです。

「人気だから」「推しが使ってるから」――そうして選んだアイテムが、あなたの肌に合わなかったことはありませんか？

スキンケアは本来、とても個人的なもの。

他人の“良い”は、あなたの“良い”とは限りません。

でも「自分で選ぶ」経験が少ないと、その判断さえ不安になってしまうのです。

自分の肌に向き合うことが第一歩

本当に必要なケアは、あなたの肌にしかわかりません。

まずは「調子がいいときの肌」「不調が出るときの肌」を自分で観察してみること。

洗顔後にどんな感覚があるか、乾燥や赤みはどこに出るのか…。

情報よりも、自分の感覚を信じる練習から始めましょう。

“選ぶ”ことは“手放す”ことでもあります。

「惰性で使っていた」「なんとなく合ってない気がする」そんなアイテムは、思い切ってやめてみる。必要なものが少なくなるほど、本当に肌に合ったケアが見えやすくなります。シンプルにするほど、選ぶ力が研ぎ澄まされていきます。

自分で選ぶことが、人生も整える

小さなことでも「自分で選んだ」と思えると、人は少しずつ自信を取り戻します。それはスキンケアだけにとどまりません。仕事、人間関係、暮らし方――人生をどう整えていくかもまた、“選ぶ力”にかかっているのです。

「なんとなく違和感がある」そんな微細な感覚を信じられるようになること。自分で選んだケアが肌に合ったときの達成感を、ぜひ味わってほしい。その経験の積み重ねこそが、美肌にも、人生にもつながる選択力を育ててくれます。

★要約すると

肌の土台を見直し、自分で選び、考え、ケアできる力を身につける――

そんな「一生モノのスキンケアスキル」が学べる少人数制の塾を10月より開校。

興味を持ってくださった方は、ぜひLINE登録を！ LINEでは、スキンケア迷子度診断（無料／セルフチェックシート）のご案内もしています。