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中華の女王と、好奇心を信じてよかった【旅日記③完】

最終日の3日目。

この日の一番の目的は、Netflix「白と黒のスプーン」に登場した“中華の女王”ことチョン・ジソンさんのお店へ


予約方法がよく分からなかったため、ここでも開店前にお店へ行き、ウェイティング番号を取るスタイルに挑戦。 結果は、なんと ウェイティングナンバー2番

オープンと同時に入店することができ、ここでもまた、旅の流れにそっと背中を押してもらえたような気がしました。


🥟点心コース

番組の中でも特に評価されていた「点心」。

今回は、いろいろな種類の点心を少しずつ味わえるコースを選びました。


最初に出てきたのは、きゅうりを使ったさっぱりとした前菜と、えびと春雨の前菜。

えびと春雨の一皿が、もう本当に驚くほど美味しくて。

味のバランスがとても繊細で、「美味しい」という言葉だけでは足りないような感覚でした。

友人と顔を見合わせて、思わず目がまんまるになってしまったのを、今でも覚えています。

点心は6種類。一つひとつは控えめなサイズなのに、食べ終わる頃にはしっかり満足感があり、お腹も心も満たされていました。


言葉が分かることで、さらに深まる美味しさ

店内の雰囲気もとてもよく、スタッフの方の対応も丁寧で落ち着いていて。

今回通訳機を使って、料理の説明や食べ方をしていただきました。

説明を聞くことで美味しさがさらに深く感じられた気がします。

また韓国を訪れるときには、違うコースにも挑戦してみたいな、と思えるお店でした。



🫖旅の“食べ納め”

その後は、空港へ向かう前に江南駅の地下街を歩きながら、地元の方が普段食べていそうなものを少しずつ選びました。

Netflix「隣の国のグルメイト」で見て気になっていたいろいろな種類のお餅も、市場では量が多くて断念していたのですが、地下街では食べやすいサイズで販売されていて、3種類ほど購入。

お買い物に来ていた美人マダムのおすすめの茶色のお餅。短いやり取りでしたが旅の思い出のひとつです。



明洞の屋台で食べたキンパは、寒さのせいかご飯が少し固く感じてしまったのですが、今回リベンジで購入した地下街のキンパは食べ応えもあり何より美味でした。

個人的に最近ハマっている塩パンも購入。 ドラマの中でサウナのシーンでよく見かける「 シッケ」も飲めたのも、嬉しい体験でした。


🧘‍♀️ Day3を終えて

行ってみたかったコーヒーショップが、支払い方法の関係で購入できなかった…という心残りはありましたが、それも含めて、今回の旅はとても満たされた時間でした。


振り返ってみると、

この旅は「韓国に行くこと」そのものよりも、

心が動いた瞬間に、行動したことがすべてだったように思います。


思い立って、予定を組んで、

すぐに「行こう」と言ってくれる友人がいて。

タイミングが重なって、運にも恵まれて。


慣れた世界を少し離れて、

知らない景色や味に触れること。

好奇心を満たすこと。


それは派手なことではないけれど、

自分の人生を、静かに豊かにしてくれるものだと、改めて感じた韓国旅行でした。


また心が動いたら、

きっと私は、同じように旅に出ると思います。


旅日記①②③に最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。


読んでくださった皆さんに

心が動くような好奇心&行動がきっかけで

素敵な出会いがありますように


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