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My Essential Note|Vol.1  はじめての授業を終えて

更新日:10月27日

スキンケアを通して「自分らしく整う」ヒントをお届けしています。

 長年エステティシャンとして肌と向き合ってきた経験をもとに、 “考えるスキンケア”を伝えるスキンケアエバンジェリスト、兼本です。


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10月から始まったオンラインスキンケア塾。

すべての生徒さんの1回目の授業が終わりました。

ひと区切りついたこのタイミングで、講師である私自身が感じたことを、「My Essential Note」としてここに少しだけ書き留めておこうと思います。

 

今回、参加してくださった方に「どうしてこの塾に申し込もうと思われたのですか?」と伺うと、いくつかの共通した想いがありました。

「年齢を重ねるたびに、肌が不安定になってきた気がして…。スキンケアが間違っているのかもしれないと思っていたときに、この塾を知って、まずは受けてみようと思いました。」


また、「知っているようで、実は知らないことが多い。“一生身につくスキンケア”という言葉に惹かれて興味を持ちました」という方も。

その言葉を聞いて、私も改めて思いました。

“知っているつもり”になっていることほど、実は一番大切なことを見落としやすいのかもしれない、と。


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1回目の授業は「肌の現状を知る」ことがテーマでした。

90分の授業を終えて感想を聞いたとき、沖縄の方が「うちあたい(=本当に驚いた)」と話してくださいました。

「今まで何も知らずにスキンケアしてたんだな…」とガツンときた。別の方からは「最初は不安だったけれど、今までとあきらかに違う何かが得られそう」との言葉もいただき、その素直な気持ちがとても印象的でした。

 

今回、少人数制と個別クラスとで募集しましたが、実際にはすべて個別クラスとなりました。

結果として、お一人おひとりの悩みや生活習慣にじっくり向き合うことができ、“伝える”よりも“聴く”ことの大切さを改めて感じました。生徒さんのチェックシートを見ると、チェックの数だけでも複数の悩みがあり、「これは2人、3人同時では到底90分では足りない」と実感。やってみて初めてわかった現実です。


そして、授業を重ねる中で私の中に芽生えたのは、「やっぱり“授業をしない塾”というスタイルは正しかった」という確信でした。一方的に教えるのではなく、自分の肌や生活を自分の言葉で整理し、“自分にとっての正解”を見つけていく時間。それが本当の意味での「スキンケアの学び」だと感じています。

 

現在、生徒さんには「現状把握を踏まえて、まずは1つだけ改善してみる」という課題をお願いしています。

すべてを完璧にしようとせず、できるところから少しずつ。

その積み重ねが、肌にも心にも変化をもたらしていくと信じています。

この1週間、生徒さんがどんな変化や気づきを感じられるのか、次回お話を伺うのが楽しみです。

 

私自身も、どんな質問や感想が来てもすぐに対応できるよう、いろいろな角度から準備をしています。

始まったばかりですが、“教える”というよりも、私もまた“学ばせてもらっている”という感覚があります。

心地よい緊張感とともに過ごすこの時間を、これからも大切に重ねていきたいと思います。




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